ローカル線の新制御システム 八高線で試験走行 JR東が今秋開始
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試験走行を行う新型電気式気動車「GV-E400系」

 列車の安全性を高めるため、JR東日本は衛星利用測位システム(GPS)と携帯電話会社の通信網を使って、地方のローカル線の運行を制御するシステムの開発に取り組んでいる。来年1月にかけ、群馬県を走る八高線の高崎-高麗川間で、新型電気式気動車「GV-E400系」を使用し、踏切での異常の発生を列車に伝える走行試験を行う。2024年度の新システム導入を目指す。

 新たな列車制御システムは、GNSS(全地球航法衛星システム)により列車の位置を把握し、携帯無線通信網で地上~車上間の情報を伝送するもの。踏切制御や列車速度の制御が可能なシステムで、GNSSや4G・LTE回線を使用するものでは世界初という。走行試験では、無線伝送の安定性とGNSSによる位置測位の精度を確認するとともに、システム動作の安全性を検証する。

 21年度以降は列車のスピードの出し過ぎを防ぐ実験を行う。

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