伊勢崎のスクラップ加工業工場内で爆発 外壁が落下 けが人なし
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約50メートルにわたり外壁が落下した工場=14日、伊勢崎市田部井町(アプリ「上毛新聞AR」や上毛新聞のYoutubeチャンネルで動画を見ることができます)

 14日午後1時20分ごろ、伊勢崎市田部井町のスクラップ加工業、群馬隆嘉りゅうか商会の工場内で爆発が発生し、鉄骨平屋建て工場(約750平方メートル)の外壁の一部が落下した。けが人はいなかった。

◎7月に排水から有害物質 市が行政処分
 群馬県警伊勢崎署は、工場内の機械でプラスチックや家電製品などを破砕した際、廃材の一部が爆発したとみている。工場は県道桐生伊勢崎線に面しており、プラスチック製のトタンが歩道約50メートルにわたって落下した。爆発時、施設内には従業員6人がいた。同署が詳しい原因を調べている。

 市によると、同工場は今春から本格的に稼働。7月に排水から基準値の3倍強の有害物質カドミウム(1リットル当たり0.03ミリグラムを上回る0.1ミリグラム)が検出され、行政指導をしていた。

 近くの60代の夫婦は自宅にいたところ、「ドーン」という大きな音で爆発に気付き、工場の窓から白煙が高く上がる様子を見たという。

 この夫婦や近くの70代男性によると、工場は試験稼働していたとみられる昨秋ごろから、騒音や振動、ビニールが溶けたような異臭があり、多くの周辺住民から苦情が出ていた。市が今年7月、同社に改善提案などをさせていたという。夫婦は「市の立ち入り調査後も大きな改善は見られなかった。管理などを徹底しない上での営業は、環境や健康への悪影響も考えられ、迷惑」と話していた。




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