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議会での言動を理由に群馬県の草津町議会で除名処分を受け、県の審決で処分が取り消された新井祥子町議に対する解職請求(リコール)の署名について、町選挙管理委員会は16日、縦覧した署名簿のうち、新井氏から申し出があった87人分の異議を全て棄却した上で、最終的な有効署名数を3180人分と告示した。
◎有効署名数は有権者の半数以上 新井氏は主導体制を批判
有効署名数が、リコール本請求に必要な有権者の3分の1に当たる1795人分を上回り要件を満たしたとして、署名を集めた「新井祥子の解職を求める会」は同日、町選管に本請求を提出した。12月中にも住民投票が実施される見通しとなった。
リコール請求代表者の一人である黒岩卓議長は「町と町民を傷つけた新井氏への怒りの声を形にするため、(有効署名数と)同じくらいの賛成票が得られるよう投票を呼び掛けたい」と話した。
一方、新井氏は「今回のリコールは町長と議員、雇用主たちが主導し、権力の二重構造になっており、住民主体で行われるべきリコールの理念に反している」と批判。今後については「リコールの不当性を訴えながら、町民の幸福のために議員としての活動を続けていく」とした。
町議の解職を問う投票については、本請求が告示された日から60日以内に投票が行われることとなっている。町選管は19日に委員会を開き、本請求を受理、告示するとともに、住民投票の日程を決定する見通し。住民投票では、有効投票の過半数の賛成があれば失職となる。9月1日現在の有権者数は5383人。