高崎・女性刺殺事件 県警が車を借りた男の逮捕状を請求
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 

 群馬県高崎市旭町に駐車していた乗用車内で18日夜、女性が刺殺された殺人事件で、群馬県警は19日、被害者は新潟市東区白銀、会社員の女性(30)と判明したと発表した。女性が6月、男女間のトラブルで新潟県警に4回にわたり相談していたことも新たに分かった。群馬県警は乗用車を借りた30代の男が関与した疑いが強まったとして逮捕状を請求。男の行方を追うとともに、詳しい状況などを調べている。

◎スーツ姿で逃走
 県警によると、事件現場付近で18日午後7時半ごろ、通り掛かった30代女性が車のクラクションや被害者の女性の叫び声に気付いた。近くの乗用車を確認したところ、助手席側にいた男が運転席の女性に覆いかぶさるようにして胸付近に何かを刺した様子を目撃し、110番通報した。現場から逃走した男は30代で痩せ形、黒髪、灰色系のスーツ姿だったという。

 女性の胸には複数の刺し傷があり、同市内の病院に救急搬送されたが、その後、死亡が確認された。現場付近には大量の血痕が残っていた。凶器は見つかっていない。20日に司法解剖を行い、詳しい死因を調べる。

 新潟県警によると、女性は6月、新潟東署を訪れたり電話したりして男女間のトラブルを計4回、相談していた。6月以降の相談は確認されていない。

 事件が起きた乗用車は埼玉県の「川越」ナンバーのレンタカーで、17日午前、JR高崎駅東口近くのレンタカー店から貸し出されていたとみられる。30代男が1人で借りに来ており、19日までの利用を申し込んでいた。

 群馬県警は逃げた男の行方を調べるとともに、女性とのトラブルについても調べる。

 現場はJR高崎駅の北側約400メートルで、新幹線の高架下の一画。近くにはホテルや駐車場などがある。近くに住む男性(58)はサイレンの音で事件に気が付いた。「車の運転席のドアが開いていた。女性はあおむけで頭を下に、両足がハンドルにかかっていた。上半身は血だらけだった」と驚いた様子だった。

◎「突然の訃報 信じられない」女性の遺族コメント
 高崎市旭町で18日夜、新潟市東区白銀、会社員の女性(30)が刺殺された殺人事件で、女性の遺族が19日、代理人弁護士を通じてコメントを寄せた。概要は次の通り。

 突然の娘の訃報に接しましたが、とても信じることができません。娘はいつもと変わらずに「行ってきます」と言って自宅を出て行ったのに、こんなことになってしまい、全く実感がわきません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事