群馬県への移住者8.5%減962人 コロナ影響、関心は高く
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 2019年度に市町村が把握した群馬県への移住者は962人で、過去最高だった前年度から8.5%減ったことが県のまとめで分かった。新型コロナウイルス感染拡大の影響とみられる。ただ、集計を始めた14年度以降で2番目に多く、県はコロナ禍を背景に地方移住への関心が高まっているとして情報発信などに力を入れる。

 県によると、群馬県への移住は14年度124人、15年度271人、16年度291人、17年度428人、18年度1051人と年々上昇していた。19年度の減少は2~3月にコロナ禍で移住相談会を中止したり、移動自粛で転居できなかったりした影響とみている。

 一方、総務省の集計によると、19年度に県と市町村に寄せられた移住に関する相談数は4171件で、相談会が中止されても前年度の4013件を上回った。今年4月以降も群馬県の移住関連情報をまとめた「ぐんま暮らしポータルサイト」の月間閲覧数が前年同月を毎月4~7割ほど上回っている。

 県は人の過密を避ける「新しい生活様式」への転換やテレワークの普及を背景に、東京に近くて密集が少ない群馬県が移住先として注目されていると分析。8月に始めたオンライン相談などを通じ、移住増加を目指している。

 県ぐんま暮らし・外国人活躍推進課は「東京から近く、テレワークの普及で仕事を変えずに転居できる点などをPRし、移住につなげたい」と強調している。

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