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前橋市富士見町皆沢のホテルで経営者の女性=当時(71)=が刺殺され現金が奪われた事件で、強盗殺人容疑などで逮捕されたベトナム国籍で住所不定、無職の男(30)の指紋が、ホテル事務所から検出されていたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。近くの川周辺から、男のものとみられる衣服が押収されていたことも判明。前橋地検は26日にも、強盗殺人などの罪で、男を起訴する方向で最終調整している。
◎現場周辺から衣服発見 事件について黙秘続ける
捜査関係者によると、売上金が入っていたホテル事務所の引き出し付近から、男の指紋が見つかった。事務所は女性が売上金などを管理しており、客は普段出入りしない場所。男が現金を探していた時に付着したものとみられる。また、男は現場近くに衣服や凶器を捨てたという趣旨の供述をしており、群馬県警の捜索で、その周辺からTシャツとズボンが見つかった。犯行に使用したとみられる凶器は見つかっていない。
男は9月10日午前9時40~50分ごろ、ホテル敷地内で経営者の女性の背中を刃物で刺して殺害し、ホテルの事務所に侵入し現金約5万5000円を奪った疑いなどが持たれている。県警によると、事件について黙秘している。
男は2年前の10月に来日し奈良県の金属加工会社で働いていたが、その後失踪。男は失踪の理由を「給料が低かったから」と話し、待遇に不満があったとみられる。今年6月ごろにベトナム人コミュニティーを頼って群馬県を訪れ、大泉町や前橋市を拠点に生活していた。
群馬の複数のベトナム人の知人から借金をしていたことも判明。県警などは男が金銭的に困窮し犯行に及んだとみて、動機や経緯を調べている。
男は9月15日朝、東京都内の交番に「群馬で人を殺しました」と出頭。県警は同日、タクシーに無賃乗車したとして詐欺容疑で逮捕、10月5日に強盗殺人と建造物侵入容疑で再逮捕していた。