親子型ワーケーション進める 上野村 定住促進へ企業と連携
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 「川の駅 上野」(上野村楢原)近くの神流川は、色づき始めた紅葉に囲まれて釣りを楽しめる

 ファミリー型観光地づくりを推進する群馬県上野村は、家族向けの観光情報などを配信するアクトインディ(東京都)と10日に包括連携協定を結び、情報発信に力を入れる。旅行先で余暇を楽しみながら働く「ワーケーション」への関心が高まっていることから、開放的な自然環境をPRして親子での来村を呼び掛ける。

 同社は運営する「子供とお出かけ情報サイト『いこーよ』」で、家族向けに全国の観光情報を配信している。今月から来年2月にかけ、同社社員とその子どもたち計約30人が1泊2日のモニターツアーを実施。子どもには鍾乳洞「不二洞」の見学や同村森の体験館での木工体験などを楽しんでもらい、親は近くのワークスペースでテレワークを行う。宿泊も村内の施設を利用する。

 ツアー開始時と終了時、親子にストレスチェックをして比較するほか、仕事のはかどり具合や満足度などを調べるアンケートを行う。同社と村がプランの改善や環境整備を進め、来年度から本格的に情報発信する方針。

 親が安心して働き、子どもが安全に遊んで学べる環境を整えることで、定住を促進させていくのが村のビジョンだ。親子型ワーケーション事業を担当する村産業情報センターの滝沢延匡専務理事は「親子が快適に観光や定住できる場所として、村の魅力をPRしたい」と話している。

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