豚解体に関与か 入管難民法違反の疑いで館林のベトナム人逮捕 
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家宅捜索する捜査員=5日午前8時15分ごろ、館林市

 群馬県を含む北関東で相次いだ家畜や果物の大量窃盗事件に絡み、群馬県警が館林市に住むベトナム国籍の20代の男を入管難民法違反の疑いで逮捕していたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。男が住んでいたアパートでは豚が解体されていたとみられ、県警は同日、家宅捜索を実施し関係資料を押収するとともに、と畜場法違反容疑などでも捜査する方針。

◎SNSで浮上 太田のグループとの関係調べる
 捜査関係者によると、男のアパートは会員制交流サイト(SNS)に投稿された発送伝票の画像などから浮上。室内で複数の豚を解体したとみられ、一部は転売していた可能性もあるという。

 県警は男の生活実態などを調べるとともに、共犯者の有無や、入管難民法違反などの容疑で既に摘発されている太田市のベトナム人グループとの関係についても調べる。

 男が住んでいたアパートの関係者は同日、「家賃の滞納もなく、悪い印象は抱いていなかった。驚いている」と話した。アパート近くでバーベキューなどをする様子は見掛けたことがないという。近くに住む女性(84)は「(ベトナム人男が住む部屋は)夜遅くでも明かりがついていた。何をしているか分からず不安だった」と打ち明けた。

 家畜などの窃盗事件に絡み、群馬県警は10月下旬、入管難民法違反の容疑で太田市のベトナム人グループの男女13人を摘発。自宅アパートで豚を解体したとして、と畜場法違反容疑で、同市のベトナム人男4人を逮捕している。13人が拠点としていた住宅への家宅捜索で冷凍の鶏肉30羽分や発送に使われた伝票を押収、4人の自宅からは小分けにされた豚肉や牛刀などの刃物が見つかっている。県警が大量窃盗事件との関連を調べている。

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