職員不足の施設に応援派遣 新型コロナ対策で県が体制整える
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 高齢者施設や障害者施設での新型コロナウイルス感染拡大に備え、群馬県は5日、感染などにより施設職員が不足した際、別の施設から応援要員を派遣できる体制を整えたと発表した。既に運用を始めており、感染が判明、拡大した場合でも施設の業務や利用者の生活を継続できるよう支援する。

 県介護高齢課によると、派遣は職員が感染したり、他の感染者の濃厚接触者として自宅待機となったりした場合を想定。応援を出した施設の不足分を補うケースも派遣の対象とする。

 県社会福祉協議会が仲介する形を取り、施設から応援依頼があった場合、登録されている別の施設に県社協を通じて職員の派遣を要請する。感染者が発生した施設に派遣される職員には、派遣の前後にPCR検査も行う。

 10月30日時点で、200施設の294人が「派遣に対応可能」として登録されている。今後も施設や応援要員の登録を募っていく。

 小規模の施設では、職員を融通できる同系列の施設を持たない場合もある。県は職員派遣の仕組みを整えることで、課題の解決を目指す。同課は「施設の枠を超えて助け合い、職員と利用者が共に安心感を持てるよう支援したい」としている。

◎男女3人新たに陽性判明 6日の県内
 新型コロナウイルス感染症の検査で、県と前橋市は5日、新たに男女3人の陽性が判明したと発表した。県内での感染確認は累計913人(うち20人死亡)となった。

 県と同市によると、3人は前橋、玉村、大泉の3市町に住む20~40代の男女。いずれも感染経路は分かっていない。

 3人とは別に、高崎市は県外の医療機関による検査で、市内在住の1人の陽性が4日に判明したと発表。群馬県の感染者数には計上されない。

 県は全県の警戒度について2を維持している。市町村別の警戒度についても、いずれも引き上げを検討する水準には達していないため据え置くとしている。

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