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6~9月に群馬県内で熱中症で救急搬送された人は1228人だったことが2日までに、総務省消防庁のまとめ(確定値)で分かった。同期間の統計としては2018年、19年に続き過去3番目に多かった。長梅雨が明けた8月、桐生、伊勢崎でともに県内での観測史上最高の40.5度を記録するなど各地で最高気温が35度以上の猛暑日が続き、9月に入っても厳しい暑さが残ったことが影響したとみられる。
県消防保安課によると、3週間以上の入院が必要な重症が52人。短期入院が必要な中等症が605人、軽症が569人だった。死亡したのは、8月11日に自宅の庭で倒れていた藤岡市の女性(81)と同19日にエアコンのない室内にいた富岡市の男性(69)。このほか初診時は重症と診断された太田市の女性(69)が搬送先の病院で死亡した。
年齢別では65歳以上の高齢者が709人で全体の57.7%を占めた。次いで18~64歳が378人、7~17歳が131人、6歳以下が10人だった。人口10万人当たりの救急搬送人員は62.24人となった。
全国では6万4869人が搬送され、112人が亡くなった。都道府県別の搬送者数は東京が5838人で最も多く、大阪4869人、愛知4101人と続いた。死者数は多い順に愛知16人、埼玉と兵庫で8人などだった。
例年は5月に集計を始めるが、今年は新型コロナウイルスの影響で6月からの調査となった。6~9月の県内の搬送者数は過去最多の18年が2069人、続く19年は1296人だった。