がん手術 前年比1割減 新型コロナで検診中断や受診控えが影響
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 群馬県内のがん診療を中心的に担う17病院で1~9月に行われた4部位(大腸、胃、乳、肺)のがん手術数は3240件で、前年同期比で9.3%(333件)減少したことが、群馬大の調査で分かった。新型コロナウイルス感染症の拡大で市町村などが行うがん検診が一時中断。検診や医療機関の受診を控える動きも続いていることが要因とみられる。がんの早期発見と治療に向け、同大など関係機関は必要な検査を受けるよう呼び掛けている。

 同大大学院医学系研究科の調憲しらべ けん教授が、がん診療で国や県の指定を受けている17病院の状況を調べた。

 1~4月の手術数は前年並みで推移していたが、5月は10.6%減少。6月は20.7%減った。8、9月もこうした傾向が続いている。部位別では胃がんの14.9%減が最も下げ幅が大きく、肺がん12.3%減、大腸がん9.8%減、乳がん5.0%減だった。

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