新年度から創業支援へ補助金 渋川市
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新型コロナウイルスの感染防止で厳戒態勢の相撲部屋を群馬県渋川市議が突然訪問したとして、大相撲二子山部屋の後援会長から同市議会の田辺寛治議長宛に抗議文が届いたことが9日、分かった。田辺議長は上毛新聞の取材に、「内容を本人にしっかり伝えたい」と話した。
◎市長の面会事実の照会で訪問 弟子らが応対
市議は大相撲9月場所中の9月14日、高木勉市長の昨年9月の行動記録の真偽を調べるため、埼玉県所沢市の同部屋を訪問。二子山親方が不在だったことから、応対した弟子らを通じて両者の面会の事実を照会し、翌日の市議会9月定例会一般質問で、市長に同行した部長にただしていた。
10月下旬には、群馬県の弁護士から同様の内容を尋ねる文書も届き、二子山親方が後援会長に苦情を伝えたという。後援会長は、自社が渋川市赤城町に所有する研修所敷地に土俵を新設して部屋の合宿を誘致。市と部屋との交流のきっかけをつくった。市議が一般質問で取り上げた昨年9月の訪問は、今後の赤城合宿や市民との交流について相談するため後援会長が取り持ち、両国国技館内で両者が面会していた。
高木市長は、一連のやりとりに関して後援会長から連絡を受けているとした。その上で「部屋との交流は市民も楽しみにしており、(市議の)水を差すような言動は残念なこと。今後も友好関係を深め、応援していきたい」と述べた。