群馬県内の交通事故死 高齢者57% 昨年の県警まとめ
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 2017年に県内で起きた交通事故の死者数は67人だったことが4日、県警のまとめ(速報値)で分かった。統計を始めた1953年以降で最少だった前年より5人増え、2番目に少なかった。このうち65歳以上の高齢者は56.7%の38人だった。高齢者が関係する事故のうち、第一当事者となる割合も67.5%に上り、県警は高齢ドライバーや歩行者向けの対策を重点的に進める。

 交通企画課によると、死者数は最多だった72年の351人と比べると5分の1以下となった。218人だった2002年以降は減る傾向がみられ、13年からは73~62人で推移していた。

 17年は事故の状態別で、車の運転中が前年比14人増の26人と最も多く、歩行中は5人減少の20人、二輪運転中が10人と続いた。高齢者では歩行中が最多の15人(前年比3人減)、車の運転中が11人(同6人増)だった。

 人身事故の発生件数は前年より831件減の1万2743件、負傷者は1053人減の1万6226人。いずれも13年連続で減少した。

 発生件数が減少する一方で、高齢者が関係する事故の割合は年々高まり、17年は31.0%(3950件)を占めた。このうち高齢者が第一当事者となったケースは67.5%の2665件だった。同課は「運転者全体に対する街頭活動の強化とともに、高齢の運転者と歩行者の対策を重点的に進める」としている。

 警察庁によると、全国の死者数は前年より210人少ない3694人だった。1948年の統計以来最も少なく、68年ぶりに記録を更新した。高齢者は118人減の2020人だったものの、全体に占める割合は過去2番目に高い54.7%だった。

 都道府県別の死者数では、愛知の200人が最多で、埼玉が177人、東京が164人と続いた。最少は島根の17人、次いで鳥取26人、高知29人だった。人口10万人当たりでは、福井の5.88人が最多で、最少は東京の1.20人だった。

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