群馬交響楽団のCF 目標超える1483万円に 12月5日演奏会
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 コロナ禍で奮闘する医療従事者や群馬県内のベトナム出身者らを招く群馬交響楽団の演奏会などに向けて、運営資金の940万円を募っていた県は20日、クラウドファンディング(CF)による支援と県への寄付を合わせて、目標額を大幅に超える1483万円に達したと発表した。余剰金は群響の今後の活動支援に充てる。演奏会で披露する楽曲3曲も公表された。

 上毛新聞社とグリーンファンディングが共同運営するCFサイト「ハレブタイ」で8月20日~今月13日に支援を募り、計555万5000円が集まった。県への寄付は計927万5000円。いずれも県内からの寄付が多く、個人は406人、企業・団体は37社だった。

 演奏会の曲目は、スメタナの交響詩「わが祖国」から「モルダウ」のほか、群響ミュージック・アドバイザーで演奏会の指揮者を務める小林研一郎さんが得意とするチャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」、ベートーベン「交響曲第5番『運命』」といった名曲をそろえた。

 山本一太知事が20日の定例会見で発表し、「皆さんの協力のおかげで開催できる」と感謝を述べた。

 演奏会は12月5日午後7時、高崎市の高崎芸術劇場で開かれる。群響が今冬に予定していたベトナム公演が新型コロナの影響で中止となったことによる代替公演。会場には医療・介護従事者とベトナム出身者計約300人を招待し、初めて群馬テレビが生放送するほか、動画投稿サイトユーチューブの県公式チャンネル「tsulunos(ツルノス)」で配信する。

 ネットを通じてベトナム国立交響楽団も出演し、2曲を披露する。会
場ではプロジェクターを使用して、ステージの背面に演奏の様子を映し出すという。

 寄付の返礼品として用意したゲネプロ(本番前の最終リハーサル)の鑑賞には、約500人を招待する。群響の藪原博専務理事は「コロナ禍でなければできない公演。精いっぱい、楽しんで臨みたい」としている。

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