県防災ヘリ事故 機長 週内にも書類送検 群馬県警 
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 群馬県防災ヘリコプター「はるな」が2018年8月、中之条町の山中に墜落し、搭乗員ら9人全員が死亡した事故で、群馬県警はヘリを操縦していた男性機長=当時(57)=を業務上過失致死と航空法違反、航空危険行為処罰法違反の疑いで週内にも前橋地検に書類送検する方針を固めたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。9人の尊い命が失われた惨事から2年3カ月。事故は一つの節目を迎える。

 捜査関係者によると、男性機長は18年8月10日午前、雲が多く視界が悪くなり、目視による飛行が困難になったにもかかわらず、引き返す判断を遅らせて飛行を継続。「最低安全高度」とされる地表から150メートル以下の低空を飛ぶなどした結果、ヘリを同町の山中に墜落させ、県防災航空隊員ら8人を死亡させた疑いが持たれている。隊員らの死因はいずれも外傷性ショックだった。

 事故を巡り、国の運輸安全委員会は2月、報告書を公表。男性機長が悪天候によって視界を遮られ、機体の姿勢を錯覚する「空間識失調」に陥ったことが墜落の原因とする見解を示していた。

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