昭和レトロ 残し明るく 前橋・呑竜マーケットが改装し再生へ
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改装後の「呑竜横丁」のイメージ図

 昭和の雰囲気を残す前橋市千代田町の飲食店街「呑竜仲店(呑竜マーケット)」が改装されることが分かった。古き良き時代の名残をとどめる建物や看板はそのままに、アーケードの屋根を替え、通りにちょうちんを取り付けて、明るく入りやすくする。すでに一部工事が始まっており、来年1月に「呑竜横町」として再出発する予定。関係者は「前橋の新たな名所にしたい」と意気込んでいる。

 呑竜仲店は1947年、前橋空襲による焼け野原に飲食店などが軒を連ねる市内初のマーケットとして誕生した。82年の大火でほぼ全焼したが、店主でつくる協同組合が建物を再建した。かつては20軒近くあったが、現在は6軒が営業。組合員は3人に減り、年齢を重ねて体力的にも維持が難しくなったため、組合や建物を引き継いでくれる人を探していた。

 市内で映像制作業や飲食業を手掛ける黒岩千春さん(66)が実情を知り、後継者となることを決意。組合員だった店主2人は店子たなことなり、9月に黒岩さんを理事長とする新体制が発足し、改装工事も始まった。

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