安中・松井田 2児殺害疑い 母親を逮捕 「覚えていない」と否認
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  安中市松井田町土塩ひじしおの住宅浴室で16日早朝、この家に住む男児(4)と、妹の女児(2)が倒れているのが見つかり、その後死亡した事件で、県警は30日、殺人の疑いで、母親(32)を逮捕した。県警によると、「覚えていません」と容疑を否認している。県警は詳しい動機や2人が亡くなった経緯を慎重に捜査している。

 逮捕容疑は16日午前1時半~4時ごろ、自宅で男児と女児に殺意を持って、何らかの暴行をそれぞれに加えて殺害した疑い。司法解剖の結果、2人に目立った外傷はなく、死因は溺死だった。浴槽に一定量の水が残っており、県警は犯行に使用した可能性があるとみている。

 捜査関係者によると、事件後に見つかった母親の書き置きには、「こんな世界で子どもたちを生かしておけない」など将来を悲観する内容が記されていた。

 県警によると、亡くなったきょうだい2人は祖父母と父親、母親と同居していた。きょうだいは16日午前1時ごろの時点で変わった様子はなく、日常的な虐待やトラブルも確認されてなかった。

 母親は事件直後に、自宅近くの用水路内でぐったりした状態で発見され、自宅にあった包丁1本も見つかった。腹部や首、手首には自ら刺すなどして負ったとみられるけががあり、入院していたため、県警は30日の退院に合わせて任意同行。現場の状況や家族への聞き取りなどから、母親による犯行とみて逮捕した。

 事件は16日早朝、祖母が居間の引き戸や、台所の流し台の扉が開いていることを不審に思い、自宅内を確認したところ、きょうだいと母親の3人がいないことに気付いた。その後、父親が浴室内で倒れているきょうだい2人を見つけた。

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