前橋の女子高生死傷事故 被告の逆転有罪 控訴審判決が確定
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 前橋市北代田町の県道で2018年1月、乗用車で女子高校生2人をはねて死傷させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた被告の男(88)について、無罪とした一審前橋地裁判決を破棄し、禁錮3年の逆転有罪とした東京高裁判決が10日、確定した。期限の9日までに弁護側、検察側双方が上告しなかった。

 3月の一審判決は、服用薬の副作用で意識障害に陥った可能性が高く、「(意識障害の)予見可能性は認められない」と無罪(求刑・禁錮4年6月)を言い渡し、検察側が控訴した。

 10月の控訴審で弁護側は「人生の最期に当たり、罪を認め、責任を取りたい」として、自ら有罪主張する異例の展開となった。

 11月の控訴審判決は、一審判決について「予見可能性を事実誤認し、結論を誤った」とし、めまいなどの日常的な症状から「正常な運転が困難になるのは明らかだった」と結論付けた。

 控訴審判決によると、18年1月9日朝、乗用車を運転中、自転車で登校中の市立前橋高1年の女子生徒=当時(16)=と同校3年だった女性(21)をはね、女子生徒を死亡させ、女性に大けがを負わせた。

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