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新型コロナウイルスの検査で職員3人の感染が判明した群馬県高山村は11日、役場本庁舎での業務を終日休止した。証明書発行などを含む行政サービスが全て停止された。同日が定例会最終日の予定だった村議会は、会期を15日まで延期することを決めた。村は本庁舎に勤務する全職員のPCR検査を実施するなど感染状況の把握を急いでいる。関係部署の消毒など感染拡大防止策も進めており、早ければ14日から業務を再開する見通し。
◎防災無線やホームページで周知 目立った混乱なし
村によると、9日までに本庁舎に勤務する40~60代の職員3人の感染を確認した。感染拡大を防ぐため、10日午後と11日の終日、本庁舎での業務を止め、一部職員を除いて庁舎への立ち入りを制限した。本庁舎勤務の43人のうち33人を在宅勤務とし、既に陰性が確認された10人のみが登庁して電話対応などに当たった。
村保健センターと教育委員会が入る村いぶき会館は通常通り業務を行った。
11日までに濃厚接触者と判断された職員は計5人で、いずれも陰性が確認されている。
本庁舎の業務休止に伴い、証明書の発行など村民向けの行政サービスを停止したことについて、村は防災無線やホームページを使って周知。同日午後4時の時点で、村民からの問い合わせや目立った混乱はないという。
村内の70代男性は「大変な状況なので、1日、2日休むのは仕方ない。週明けから再開するとのことなので、これ以上感染が広がらなければいい」と話した。
村議会は同日、12月定例会の最終日を予定していたが、役場の業務休止を受けて、会期を15日まで延期することを決定。予定していた議案の採決などは行わなかった。
県内公的機関ではこれまでにも感染者が確認されている。大泉署では署員ら10人が感染し、署長を含め、全署員の7割に当たる約70人を一時自宅待機とし、県警本部から応援を派遣するなどして対応した。隣接する大泉交通安全協会は2週間にわたって、免許更新や講習など全ての業務を停止した。太田市では、市美術館・図書館の職員の陽性が埼玉県で判明、同館を一時休館した。