最新技術で交通便利に MaaS実用化へ前橋市で実証実験 21日から
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記者会見でMaaS実証実験の概要を発表した山本市長(右)ら

 情報通信技術を活用した次世代交通サービス「MaaS(マース)」の実用化に向け、前橋市は11日、今月開始する実証実験の概要を発表した。JR東日本が開発した交通検索から決済までできるアプリ「ググっとぐんMaaS」内に専用ページを設け、スマートフォン一つでさまざまなサービスを利用できるようにする。期間は21日から来年3月12日まで。

 既存の交通手段と最新技術を組み合わせ、子どもやお年寄りら車を持たない市民のほか、鉄道を利用する観光客らの利便性向上を図る狙い。愛称を「MaeMaaS(マエマース)」とする。

 具体的には市内路線バスのデジタルフリーパス購入や、郊外を走るデマンドバスの予約がアプリでできるようになる。期間中に新たに実施する富士見、芳賀両地区での人工知能(AI)配車システムを使ったタクシーも予約できる。

 商業施設とも連携し、デジタルフリーパスは協力店で提示するとクーポンとして利用できる。5G技術を使った自動運転バスの公道実験は来年2月に予定し、スマホで事前登録すれば顔認証により手ぶらでの乗車も可能という。

 11日の会見で山本龍市長は「主に市民の利便性向上に努めてきたが、鉄道で訪れるお客さまにも食の情報や交通サービスを提供できるようになる」と期待感を示した。

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