《記者め~る》男性県議が「育休」宣言 子育て環境充実に道を
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 男性の育児参加促進が議論になった今月の群馬県議会第3回後期定例会一般質問で、議場から「おーっ」と驚きの声が漏れた。若手の男性県議が来春に第2、3子となる双子が誕生すると明かし、「私もできる限りの形で育休を取得したい」と表明した場面だった。

 「育休」を宣言したのは自民党の亀山貴史県議(43)=桐生市区。男性が育児などに参加する「イクメン力」で本県が全国最下位とされた民間調査を紹介。「私自身も反省しなければいけない」と振り返った。

 公務は全うしつつ、自身の裁量で判断しやすい地元活動などを見直し、子育ての時間を確保するという。質疑後、「子育てと議員を両立できることを示し、政治を目指す人のモデルになりたい」と取材に答えた。

 これまでも多くの議員が、時間をやりくりして子育ての時間を大切にしてきただろう。ただ、公の場で「育休」を宣言し、取り組むのは珍しい。県議会事務局によると、県議の公務に関する会議規則は育児を理由とした欠席を妨げてはいない。ただ、実際に届け出た例はないという。

 男性の育休取得がなかなか広がらないのは、政治の世界に限らず日本社会共通の課題。自ら率先しての実践が、子育てしやすい群馬県づくりにも生かされるといい。(報道部・真下達也)

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