ラグビー通じ地域振興 パナソニック3市町と協定 太田 大泉 熊谷
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 ラグビーを通じた地域振興を目指し、パナソニックは25日、同社の「パナソニックワイルドナイツ」にゆかりのある群馬県太田市、大泉町、埼玉県熊谷市と連携協定を結んだ。チームの本拠地は来年8月に太田市から熊谷市に移転するが、3市町を一体的に「ホストエリア」と位置付け、チームの各種活動を通じてラグビーの普及や地域の活性化につなげる。

 ホストエリアの設定は、2022年1月に開幕予定の新リーグ参加に向けた新規事業の一つ。本拠地とする熊谷市にとどまらず、広域での応援態勢を整えるとともに、ラグビーの普及や地域の盛り上げ、地域住民らの健康増進を図る。将来的にはチームの活動エリアを北関東全域に広げたい考えだ。

 協定締結により、ホストエリアとなる3市町はチームのグッズなどを、それぞれふるさと納税の返礼品として活用できる。来年2月をめどに「選手の直筆サイン入りのレプリカジャージー」の提供を一斉に開始する予定。本拠地の移転後も太田、大泉の両市町は、チームに関する返礼品を取り扱える。

 本拠地以外での公式戦の開催については、会場の収容可能人数などの要件を満たす必要があり、太田市開催には不透明な部分もあるが、同社は「条件をクリアするのであれば前向きに検討していきたい」と含みを残した。

 太田市内で開かれた締結式で、清水聖義市長は「今後も応援できることになり、ほっとしている」、大泉町の村山俊明町長は「今まで通り、バスを出して町民全体で応援していきたい」とした。

 チームは1960年に三洋電機(大泉町)のラグビー部として創設された。その後、太田市を拠点にしていたが、昨年2月に熊谷市への移転を表明。移転が決まり、県内からは惜しむ声が上がっていた。昨年のワールドカップ(W杯)に日本代表として出場した稲垣啓太選手らが所属している。

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