休日の部活 大幅減 高校文化部7割減 群馬県教委「コロナ影響」
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 部活動の平均活動時間について、群馬県教委が9月に中学48校と高校14校を抽出調査した結果、休日では昨年同月に比べて中学で23%減の4時間2分、高校で36%減の3時間23分と大幅に減ったことが分かった。文化部が顕著で、中学が58%減の1時間47分、高校が74%減の1時間22分と、県教委の「適正な部活動の運営に関する方針」が定める休日の活動の目安(3時間程度)を割り込んだ。

◎平日の活動時間平均は中・高とも1時間台
 コロナ禍で吹奏楽部などが活動を控えた影響が大きいとみられる。県教委は一概に部活動改革の成果とは捉えられないと受け止め「推移を慎重に注視する」としている。

 運動部と文化部を合わせた平日の平均活動時間は中学、高校とも1時間台で、昨年に続き県教委方針(2時間程度)以内だった。内訳を見ると、高校運動部のみ2時間10分でわずかに上回った。

 休養日の設定は、中学が1カ月当たり10.9日、高校が同12.7日で昨年と大差なく、それぞれ県教委方針(8日程度)より多かった。

 教職員の負担軽減などを考える県教委の「教職員の多忙化解消に向けた協議会」は、中学で少子化に伴う学校の小規模化が進み、教員の働き方改革の要請が高まる半面、生徒の選択肢を残す観点などから部活動数が減っていないことを課題と捉える。今後、中学高校や部活の団体関係者らでつくる「部活動運営の在り方検討委員会」で大会や強化事業の在り方とともに対応を協議していく。

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