密避けてコロナ早期収束を祈る 新春恒例行事も配慮
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
高さ2.8メートルの巨大だるまもマスクを着けて登場した=高崎だるま市
限定品の菓子の福袋を求める買い物客=スズラン前橋
護摩札をかざす参拝者ら=前橋厄除大師 

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、群馬県内でも新春恒例の行事が例年とは違った形で行われた。関係者は感染防止に細心の注意を払い、できるだけ人混みができないよう、人の流れに配慮して実施。訪れた人たちは「今年こそ良い年に」とコロナの早期収束を祈っていた。

◎マスクも特大コロナ退散を 高崎だるま市
 新年恒例の高崎だるま市が1、2の両日、JR高崎駅西口駅前通りで開かれた。コロナ対策のため、市と民間でつくる実行委員会が厳戒態勢を敷き、開催に踏み切った。2日間で約6万人が訪れた。

 入場口には全身に消毒液が噴出されるゲートが設置され、来場者全員が通過。検温が行われ、マスク着用が徹底された。高さ2.8メートルの巨大だるまもマスクを着けて登場。駄菓子や玩具の屋台も軒を連ねた。

 高崎市の会社員、福田竜也さん(32)は「転勤で群馬に来て初めてのだるま市。こんな時だからこそ、コロナ退散を願いたい」と力を込めた。

 【お知らせ】アプリ「上毛新聞AR」をインストールしたスマホやタブレットをこの写真にかざすと動画を見ることができます。

◎百貨店初売り 福袋分散販売 スズラン前橋
 県内の百貨店が2日、初売りを行った。スズラン前橋店(前橋市)ではコロナ対策として、人と人との距離を取って開店を待ったり、手指を消毒して入店したりする姿が見られた。

 密を避けるため、食品の福袋を分散して販売した。8階の大催場には、限定品の菓子の福袋が並び、多くの人が買い求めていた。

 午前5時半から開店待ちの列に並んだ中之条町の女性(64)は「明るい年にしたいと思い、久しぶりに初売りに来た。早くコロナが収束し、趣味のライブに行きたい」と話していた。

◎大護摩の火に 家内安全願う 前橋厄除大師
 年始めに家内安全や健康を祈る特別大護摩祈願が前橋市下増田町の前橋厄除大師で行われている。11日まで。

 僧侶がたいた火に護摩札をかざし、仏の加護を祈った。参拝者の密集を防ぐため、本堂は土足で入れるようにし、不特定多数が触れるおみくじは取りやめた。各所に消毒液を置くなど、綿密なコロナ対策を講じている。冨岡照民住職は「大変な状況が続くが、一年の安寧を祈っている」と話した。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事