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群馬県玉村町の職員、新井章太郎さん(29)と久保田祐将さん(25)が動画投稿サイト「ユーチューブ」に配信している町職員の仕事内容や待遇、職場の様子について伝える動画が再生数を伸ばし、注目されている。2人は「町の魅力や、地方公務員の仕事のやりがいを、若者をはじめ多くの人に理解してもらいたい」と意気込んでいる。
配信は、行政の活性化を視野に職員が自主的に集まる「町職員自主研究グループ制度」の一環。2人は町の魅力を町内外に伝えようと、昨年7月に「たまむらチャンネル」を開設し、ユーチューバーさながらの演出で町のさまざまなグルメやレジャーなどを紹介してきた。
9月には公務員の待遇やワークライフバランスについて伝える「現役公務員が裏話を語る!」と題した動画を制作。10月には、町の公務員採用試験の流れや準備すべきことを紹介する動画も配信した。
特に再生数を伸ばしているのが、職場での職員同士の日常的なやりとりをドラマ仕立てにした「職場あるある」の動画(11月下旬配信)。若手の「電話取り対決」や職員の服装、休憩室での暗黙のルールなどを楽しく伝えていて、再生数は今月6日現在で約8万2千回を記録している。動画には「2人のキャラクターが良く、面白い」「同業者で共感できる」「公務員になりたいので参考になる」など多くのコメントが寄せられている。
2人は業務後に分担をしながら企画、台本の執筆、撮影、編集などを行っている。「多くの人に見てもらえるのは、努力が報われたようでうれしい。制作を通し、自らも町の魅力に気付くきっかけになっている」と話す。
動画は毎週金曜午後7時に配信している。