▼自粛生活で人との交流が減ったからか、年初に届いた年賀状や寒中見舞いが今年はことさら心に染みた。文字か...
2011年、東日本大震災による自粛ムードや風評被害による観光業への影響は計り知れないものでした。同年の...
穏やかな光に包まれた20個のかまくらが温泉街を彩るイルミネーションイベント「かまくらいと」が2月末まで...
任期満了に伴う群馬県の伊勢崎市長選は10日告示され、17日の投開票に向けて7日間の選挙戦に突入する。現職の五十嵐清隆氏(68)が今期限りで引退する意向を示す中、元自民党県議の
臂氏は市議時代からの知名度に加え、自民党県連と公明党県本部が推薦を決めた。五十嵐氏も支援を表明している。栗原氏は2018年の市議選で2番目に多い票を獲得した実績があり、女性票の行方も注目される。蓬沢氏は教育改革を掲げている。
公開討論会は告示を前に選挙への関心を高めてもらおうと、伊勢崎青年会議所が主催。3氏は立候補の動機や重点政策を順番に発表し、新型コロナウイルス感染症対策や財政健全化など市の重要課題について主張を戦わせた。
新型コロナ対策について、臂氏は国や県との連携の重要性を強調。医療関係者や保育士への支援の充実のほか、ワクチン接種体制の早期整備を訴え、「長期的には市独自の保健所設置を実現したい」とした。
「心のケアが必要」と訴えた栗原氏は、外出自粛で高齢者がうつ病になるリスクや子どもの活力が低下することを懸念し、積極的な情報発信やリモートによる支援を優先策に挙げた。
蓬沢氏は、営業時間短縮を要請した県の施策を批判。人数制限の方が密集を避けられる上、働き手の収入減も防げるとし、市として「持続可能な対策を講じるべきだ」と訴えた。
討論会は市内の高校生3人がコーディネーターを務めた。討論の様子は17日まで、動画投稿サイト「ユーチューブ」の同会議所のチャンネルで閲覧できる。