昨年の前橋の平均気温15.8度 史上2番目の高さ 3地点は過去最高
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 2020年の前橋の年平均気温は15.8度で、年間の観測統計が残る1897年以降では2018年(16.1度)に次いで2番目に高かったことが前橋地方気象台のまとめで分かった。月別では1、2、6、8月が観測史上最高を記録、酷暑だった8月は平年値(10年までの30年平均)を3度以上上回った。冬型の気圧配置が続かなかったことや、梅雨明け後、高気圧に覆われ厳しい暑さに見舞われたことなどが年平均気温を押し上げたとみられる。

 同気象台によると、前橋の月平均気温は、低気圧の影響で雪の降る日もあった4月と、長梅雨で日照時間が少なかった7月を除き、平年値を上回った。1月は平年より2.6度高い6.1度、8月は3.1度高い29.5度だった。1日の最高気温が25度以上の「夏日」は年間128日、30度以上の「真夏日」は65日、35度以上の「猛暑日」は17日だった。

 群馬県内13観測地点のうち、20年の年平均気温が観測史上最高(タイ含む)となったのはみなかみ(11.3度)、みなかみ・藤原(10.0度)、田代(8.4度)の計3地点。史上2位は前橋のほか、伊勢崎(16.2度)、桐生(15.6度)、下仁田・西野牧(13.1度)、沼田(12.8度)、草津(8.4度)の計6地点だった。

 気象庁によると、20年の日本の年平均気温は平年を0.95度上回り、史上最高を更新。世界の年平均気温(速報値)も平年を0.47度上回って最高となる見込み。世界の気温の上昇傾向について、同庁は「二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化と、エルニーニョ現象などの自然変動の影響」と分析している。

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