SLあぷとくんの勇姿再び 老朽化で廃車危機、CFで修復費用募る 鉄道文化むら
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現在は運行を停止する「SLあぷとくん」

 碓氷峠鉄道文化むら(群馬県安中市)は18日、クラウドファンディング(CF)で資金を集め、園内を周遊する機関車「SLあぷとくん」を修復するプロジェクトを立ち上げる。老朽化により運行を中止しており、園のシンボル的存在だが廃車の恐れもある。目標額は1300万円とし、3月31日まで支援を募っていく。

 SLあぷとくんは、園内約800メートルを周遊する2フィートSL機関車。2018年度の乗車人数は3万200人で、1999年の開園当初から園のシンボルとして親しまれてきた。
 一方で運用開始から約20年が経過し、大規模な修繕が必要な箇所が目立つようになり、安全面を考慮して19年8月から運行を停止している。

 復活を望む声が多く寄せられているが、新型コロナウイルス感染拡大による入場者減の影響などで、施設を運営する碓氷峠交流記念財団のみの資金で修復するには厳しい状況だ。このままでは廃車の可能性もあるという。

 同財団の中島吉久理事長は「開園当初から親しまれてきた蒸気機関車で廃車するのはしのびない。修繕すれば使えるとのことなので、もう一度走らせてあげたい」とし、協力を呼び掛けている。

 同市が協定を結ぶCF運営大手の「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」と連携する。支援は1口3000円から。金額に応じてあぷとくん乗車券をはじめ、同施設の体験企画やグッズなどの返礼がある。18日以降に同サイト(https://camp-fire.jp)で受け付ける。

 問い合わせは同施設(027-380-4163)へ。

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