《新型コロナ》群馬で90人新規陽性 藤岡の中学でクラスター疑い
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 新型コロナウイルス感染症で、群馬県と前橋、高崎両市は16日、新たに90人の陽性が判明し、入院中の2人が死亡したと発表した。陽性者は1日当たりの発表人数としては過去2番目の多さ。藤岡市内の中学校で生徒と職員計7人の陽性が確認され、クラスター(感染者集団)に当たるとして検査を進める。同日午後6時時点の病床稼働率は66.9%で、昨年5月に群馬県で緊急事態宣言が解除されてから最も高くなった。

 県内での感染確認は、再陽性も含め累計3236人(うち60人死亡)となった。死亡したのは県内在住の70代男性と80代女性で、男性に基礎疾患があった。90人の居住地の内訳は高崎市16人、伊勢崎と太田両市各14人、前橋市12人など。

 県と藤岡市によると、11日に生徒1人の陽性が判明し、同じクラスや部活動の生徒と職員計68人を検査したところ15日までに生徒5人と職員1人の陽性が判明した。いずれも無症状か、容体は安定している。

 15日午後に全校生徒を下校させて校内の消毒を実施し、18~29日の休校を決定。全ての生徒と職員合わせて数百人の検査を想定して調整している。

 一方、太田市消防本部は16日、中央消防署の20代男性救急隊員の陽性が判明したと発表した。救急出動時は感染防止策を徹底しているため、搬送者への影響はないとしている。

 同本部によると、男性救急隊員は11日と13日、24時間勤務で計7件救急出動した。14日に同居人が症状を訴えたため検査を受けたところ、15日に2人とも陽性が判明した。容体は安定している。勤務先や車両の消毒は実施済み。

 既に確認されているクラスター関連では、太田市の教会で参加者2人の陽性が判明し、計77人となった。同市の介護事業所でも利用者1人の陽性が判明し、計19人となった。

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