廃止検討の県民会館見を学会 県建築士事務所協会中央支部 プロの目で意見「本物」「見極めを」
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県民会館を見学する建築士ら

 県有施設としての廃止が検討されている前橋市のベイシア文化ホール(県民会館)について、県建築士事務所協会中央支部(片山康浩支部長)は19日、同会館で見学会と勉強会を開いた。建築士の視点から内外観をじっくり観察し、建物としての価値や改修の可能性などについて多様な意見を交わした。

 支部に所属する建築士15人が参加。会館の廃止・存続にとらわれず、専門家としての立場から建物を考えようと開催した。会館スタッフの説明を受けて隣接する公園や駐車場から外観を見て回り、約2千人収容できる大ホールやエントランスなど会館内を巡った。

 参加者からは「素材や空間、どれを見ても本物の建築家が造ったものだと感じた」などと評価する意見が多かった。一方、約30億円という高額な改修費を踏まえ、「不用意に、優れた建築物だから残すというのは無責任。今後の需要を見極める必要がある」と慎重な声も聞かれた。

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