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2018年の墜落事故で失われた群馬県県防災ヘリコプター「はるな」の後継機の内覧会が26日、前橋市の群馬ヘリポートにある県防災航空センターで行われ、安全装備を充実させた新機体が報道関係者に公開された=写真。安全管理を徹底する訓練が続いており、今夏にも山岳救助など現場での運用を開始する。
格納庫で係員が外部電源のコードをつなぎ、操縦席の天井前方のスイッチを入れると、冷却ファンがうなりを上げて計器類に光がともった。屋外に運び出されると、日差しを受けて白い機体を輝かせた。
新機体はレオナルド社製のAW139型。全長16.62メートル、全高4.98メートルで定員は15人。最大巡航速度は時速277キロ、最大航続距離は約800キロ。納品に関する落札額は19億9650万円だった。
事故の教訓から、対地接近や空中衝突を回避するための警報装置をはじめ、自動操縦装置、やりとりを記録するボイスレコーダー、機体の状況を記録するフライトレコーダーを装備した。操縦席内を毎秒4こまの静止画と音声で記録するドライブレコーダーのような装置も備えた。
機長と副操縦士の「ダブルパイロット制」による運用を予定しており、吉田高広県危機管理監は「県民の安全確保のため、安全運航に着実に取り組んでいく」と語った。
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