「溶岩樹型」など評価 浅間山北麓を再認定 自然公園「日本ジオパーク」
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 地質学的な見どころ(ジオサイト)の多い自然公園「日本ジオパーク」の国内認定機関、日本ジオパーク委員会は5日、4年に1度の再認定審査を初めて受けた「浅間山北麓ジオパーク」(群馬県嬬恋村、長野原町)の再認定を決めた。浅間山ジオパーク推進協議会長の熊川栄嬬恋村長は「(再認定は)積極的に活動に協力してくれた地元の方々のおかげ」と喜んだ。

 浅間山北麓は2016年9月に日本ジオパークに認定。再認定審査は、ジオサイトの保全や教育、観光への活用などの進展を確認するため実施される。浅間山北麓では、昨年10月に同委の調査員による現地調査が行われた。

 再認定の理由について、同委は「さまざまな関係者が密接に連携しながら、ジオパークの質を高める活動を継続している」「溶岩樹型の保全と学術調査、災害復旧活動などに積極的に取り組んでいる」などの点を評価した。

 今後について、熊川村長は長野県側の浅間山南麓地域と連携し、活動を拡大したいとして「協力しながら浅間の恵みを学び、観光や教育などさまざまな分野で活用したい」と話した。

 日本ジオパークは現在43地域。今回は1地域の新規(エリア拡大)認定と11地域の再認定が審議され、浅間山北麓のほか、下北(青森)、ゆざわ(秋田)、鳥海山・飛島(秋田、山形)、筑波山地域(茨城)、銚子(千葉)、伊豆大島(東京)、箱根(神奈川)、立山黒部(富山)を再認定。南アルプス(長野)と白滝(北海道)を2年後に再審査を受ける条件付き再認定とした。桜島・錦江湾(鹿児島)のエリア拡大も認めた。

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