広がれ善意のリレー 前橋市内飲食店がタイガーマスク弁当運動
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「HON-MACHI 2121 CAFE」で配布されたタコライス弁当

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で食事を必要とする人に弁当を無償で配布する「タイガーマスク弁当」の取り組みが、前橋市内の飲食店でリレー形式で広がっている。人気漫画の主人公「伊達直人」を名乗って児童養護施設などにランドセルを届ける「タイガーマスク運動」の先駆けとなった同市の社会活動家、河村正剛さん(47)も「できることをできる範囲で行う支援が広がっているのはとてもうれしい」と注目している。

◎「第4走者」がきょう午後4時から配布予定
 取り組みは同市の焼き肉店「ホルモンしま田」が1月、弁当を無償配布したことから始まった。感染拡大で県から営業時間短縮の要請が出た際、同店は休業を決めたが、弁当を配る地域貢献に乗り出した。「10年前のタイガーマスク運動のように、10年後、20年後まで善意がつながってほしい」(担当者)との願いから、タイガーマスク弁当と命名した。

 同市の総合アウトソーシング業のケービックスが取り組みに賛同。リレー形式を持ち掛け、同社系列の3店がコロナ禍で食事に困っている親子や学生らに弁当を配布した。現在は、系列外店舗の「第5走者」まで決まっているという。

 「第4走者」として参加した同市本町の「HON-MACHI 2121 CAFE」では8日からタコライスや中華丼などの日替わり弁当を1日30食、無償配布している。星野敏久店長は「開始から数分で配り終えるなど反響が大きい」と話した。同店での最終日となる12日は午後4時から配布予定。

 問い合わせはケービックス(電話027-253-3361)へ。

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