アーツ前橋を休館 作品紛失問題を受け収蔵品を総点検 4~6月
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アーツ前橋

 前橋市の美術館「アーツ前橋」が物故作家の遺族から預かっていた作品を紛失した問題を受け、同市は24日、アーツ前橋を4~6月の3カ月間休館すると発表した。改めて収蔵作品を総点検するとともに、運営の在り方を見直すため。同時に全館で空調などの設備の点検も実施する。市文化国際課は「紛失問題や設備の状態などを総合的に判断して休館を決めた」と説明している。

◎6点を紛失 昨年11月に公表
 休館は4月1日から6月30日までの予定。期間中は学芸員らが収蔵作品の総点検を行うほか、同館の運営の在り方を巡り市民や有識者を交えて話し合うことを検討している。館内の空調の整備や照明のLED化といった設備の整備や点検も行う。

 また、作品紛失を受けて昨年12月に設置された「アーツ前橋作品紛失調査会」は第2回会合を22日に開き、資料の精査や関係者への聞き取りを続けることを確認した。3月中旬に第3回会合を開き、調査結果を市長に報告する。

 同館は2018年12月に高崎市出身の物故作家2人の作品52点を遺族から預かり、旧前橋二中の廃校舎で保管。このうち6点について昨年1~2月に紛失が判明し、11月に公表した。

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