山林火災 風弱く火勢落ち着く 桐生
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
徒歩で火災現場へ向かう消防隊員=26日午前7時15分ごろ、桐生市黒保根町上田沢

 群馬県桐生市黒保根町上田沢の山林火災は、市消防本部などが26日朝から消火活動を再開。消防隊員らが山林に分け入って放水し、陸上自衛隊などのヘリコプターが上空から散水した。同本部によると火勢は前日より落ち着いているという。

 同本部などは午前6時に現場指揮本部を設置。隊員ら97人が同7時から入山し、ホースや「ジェットシューター」と呼ばれる消火装置を用いて放水した。陸自の大型ヘリ2機と、山梨県防災ヘリ、千葉市消防ヘリが出動し、草木ダムや渡良瀬川で給水しながら、上空から計105回にわたって水をまいた。

 午後3時からは荒木恵司桐生市長が現場指揮本部に合流し、不破慶介消防長と現場状況を確認した。新たなけが人や建物への延焼はないという。

 市黒保根支所に開設した避難所には6人が宿泊し、26日に全員が帰宅した。近くの尾池しげさん(85)は「なかなか寝られなかった。家でゆっくり休みたい」と疲れを見せた。

 日没まで消火に努めた消防団員の松本英明さん(61)は「風も弱く、順調な消火活動ができた」と手応えを見せ、「一刻も早く鎮火できるよう、精いっぱい活動する」と気を引き締めていた。

 27日午前6時から消火活動を再開する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事