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群馬県桐生市黒保根町上田沢と栃木県足利市で起きた山林火災は27日、ヘリコプターや消防隊員らによる消火活動が続いた。桐生市の火災は同日午後5時半、火災の勢いを抑えた「鎮圧」状態になり、同市消防本部は「夜の風の状況によるが、順調に進めば鎮火に向かう」との見通しを示した。
桐生市によると、同日午前6時から陸上自衛隊のヘリコプターが出動し、煙を確認。陸自と新潟県、千葉市のヘリ計4機が順次出動して上空から水をまき、桐生市消防本部と同市消防団員の計93人が地上で活動に当たった。隊員らは午後5時に消火活動を終え、下山時の状況を確認し、鎮圧と判断した。
28日午前6時から活動を再開し、陸自ヘリや地上部隊などが再度の状況確認を行う。火災は25日午前に発生。27日までに約20ヘクタールが焼失し、同市の男性(79)が両脚と顔にやけどを負った。
一方、足利市の両崖山(251メートル)一帯の山林火災の焼失面積は27日午後2時時点で約106ヘクタールと、26日と変わらなかった。同市の和泉聡市長は記者会見で「さらに延焼のコントロール具合が強まった」と述べ、消火活動が順調に進めば、3月1日にも鎮圧できるとの見方を示した。
同市によると、28日以降は状況が悪化しなければ、地上部隊の人員を増やし、残り火の処理を中心に進める。和泉市長は鎮火には21日の発生から10日~2週間程度かかるとの見解を重ねて示した。
日本道路交通情報センターによると、27日午後10時現在、北関東道足利インターチェンジ(IC)-太田桐生IC間は東行き西行きとも通行止めが継続している。