DV、ストーカー相談増 コロナで深刻化か 20年県警
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 2020年に群馬県警に寄せられたドメスティックバイオレンス(DV、夫婦や内縁者間の暴力)の相談は前年比2.6%増の882件と2年連続で増加したことが、県警のまとめで分かった。ストーカー被害の相談は30.5%増の278件だった。県警は、新型コロナウイルス感染拡大で在宅時間が増え、家庭内暴力が深刻化、潜在化している可能性もあるとみている。

 県警人身安全対策課によると、DV相談への対応は口頭指導が698件と最も多かった。摘発は365件で、内訳は暴行293件、傷害60件、殺人未遂2件などだった。

 相談者の約8割が女性。年代別では30代26.0%、40代23.5%、20代23.4%で、10代や70代以上からの相談もあった。

 一方、ストーカーに関する相談は、警察による援助が224件、口頭指導162件。警告は44件で、接近などの禁止命令は24件だった。摘発は39件あり、内訳はストーカー規制法違反13件、脅迫11件、器物損壊4件、住居侵入4件の順に多かった。

 被害者の相談は女性が約9割を占めた。被害者との関係性は元交際相手が122件、元配偶者26件、知人20件、同僚15件、面識なし11人などだった。

 警察庁によると、昨年の全国の相談件数はDVが8万2643件(前年比0.5%増)、ストーカーが2万189件(同3.6%減)だった。DV被害などの相談で、専用ダイヤル「#9110」の利用を呼び掛けている。

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