高齢者への新型コロナワクチン接種 来月第2~4週に供給 13市町村に先行配分
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 新型コロナウイルスワクチンの高齢者への接種で、群馬県は10日、国が本県分として4月の第2~4週に供給する1万725人分(22箱)について、13市町村に配分すると発表した。市町村の意向などを踏まえて決めた。配分先の市町村では順次、試行的に接種が始まる。本格的な接種開始は、全市町村に配分予定の4月第5週以降となる見込み。

 4月第2週に前橋、高崎両市に1箱(約490人分)ずつ、第3、4週には他の市町村も含めて計20箱を配分する。この間の配分は、前橋、高崎両市が各4箱、桐生と伊勢崎、渋川の3市が各2箱、他の8市町村は各1箱となる。前橋、高崎両市は高齢者人口が多いため、他の市町村を上回る数を割り当てた。

 配分された市町村では、国の接種円滑化システムの動作確認などを行いながら接種が進められる。

 県内で対象となる高齢者は約58万人で、今回配分される1万725人分は全体の1.8%程度。配分された市町村で広く高齢者が接種できる状況ではなく、高齢者施設や地域など対象を限定した接種が見込まれる。既に前橋、高崎両市などは高齢者施設の入所者らを優先することを決めている。

 一方、22箱の配分先とならなかった市町村について、県新型コロナウイルスワクチン接種準備室は「配分先に入っていない市町村の準備が遅れているということではない」と説明している。

 国は4月12日に高齢者への接種を始めるとの方針を示し、6月末までに、県内を含め全ての高齢者が2回接種できる量のワクチンを供給するとしている。

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