足利の山林火災 たばこが原因と推定 市が発表
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 栃木県足利市は31日までに、2月から3月にかけて両崖山(251メートル)一帯で起きた山林火災の出火原因が「たばこと推定される」と発表した。足利市消防本部の調査で明らかになった。同県の調べでは、焼失面積が167ヘクタール、被害額が3200万円に上ることも判明した。

 消防によると、山頂から南西200メートルの、出火場所とみられる付近に、複数のたばこの吸い殻が落ちていたことから出火原因を推定したという。

 火災は2月21日に登山者の119番で発覚。一時305世帯に避難勧告が出され、現場周辺の中学、高校が休校になるなどの影響も出た。3月1日に鎮圧、15日に鎮火した。

 足利市の和泉聡市長は鎮火を発表した15日の会見で、ハイカーの火の不始末など人為的な原因の可能性もあるとして「山の中でたばこを吸わせないための条例を作るなど、制度面を充実させたい」と話していた。

 同市によると、オンラインゲーム「刀剣乱舞」ファンの「聖地」として親しまれる御岳神社が全焼する被害が出たが、民家への延焼やけが人は確認されていない。

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