「SLあぷとくん」修理工場へ出発 7月の復活目指す
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 クラウドファンディング(CF)による資金調達で修理することが決まった碓氷峠鉄道文化むら(群馬県安中市)の蒸気機関車「SLあぷとくん」が6日、同施設から運び出され、埼玉県八潮市の修理工場へ出発した。

SLあぷとくんは“同僚”のディーゼル機関車「DLあぷとくん」にけん引されて正門前の高架に停車した後、つり上げ作業用の枠などが取り付けられた。クレーン車のエンジン音が響くと、約16トンの車体は静かに浮かび、大型トラックの荷台に乗せられた=写真

 施設を運営する碓氷峠交流記念財団の中島吉久理事長は「無事に帰ってきてほしい。再び元気に走る姿を見せたい」と出発を見送っていた。

 工場では老朽化によって変形した台座を修理した後、ボイラーを正しい位置に戻す作業などが行われる予定。7月中旬までに修理を終え、夏休み前の同月18日に復活運転をする見通し。

SLあぷとくんは同施設内を周遊する小型SLでオープン当初から活躍するシンボル的な存在。安全のため、2019年から運行停止。CF運営大手の「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で支援を募ったところ、県内外から目標額を超える約1372万円が集まった。
(田島孝朗)

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