平野部でも大雪の恐れ 10~20センチの見込み きょうの県内
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 群馬県内は22日、日本列島の南岸を東進する低気圧の影響で、昼すぎから広い範囲で雪になる見通しだ。前橋地方気象台は、雪は夕方から23日未明にかけて強くなるとし、23日午後6時までの24時間降雪量は多い所で山地20~40センチ、平地10~20センチと見込む。道路や鉄道への影響や、農業施設の倒壊などに注意を呼び掛けている。

◎国道で集中除雪による通行止めも検討

 気象台によると、全県で雪は23日明け方から朝にはやみ、北部は23日夕から再び降り始めると予想している。

 平野部で大雪となる予想を受け、国土交通省関東地方整備局は21日、不要不急の外出は避け、道路情報を確認したり、冬用タイヤやタイヤチェーンを早めに装着するよう呼び掛けた。

 主要国道で車の大規模な立ち往生が発生する恐れがある場合、整備局は通行止めにして除雪する。県内では、国道17号の三国峠(12キロ)と渋川市上白井―沼田市薄根町間(14.8キロ)、国道18号の碓氷、軽井沢両バイパス(33.6キロ)、国道50号の前橋市今井町―みどり市笠懸町鹿間(12.2キロ)の4区間が対象。

 また、ネクスコ東日本は通行止めが予想される区間を公表した。県内を通る高速道路では、北関東自動車道が全線で、関越道は練馬インターチェンジ(IC)―水上IC間、上信越道は藤岡ジャンクション(JCT)―信濃町IC間、東北道は川口JCT―白河IC間の各区間。

 大雪を見越した駆け込み需要で、冬用タイヤや対策グッズの販売店は21日、大忙しとなった。タイヤ市場前橋駒形店(前橋市)は前日からタイヤ履き替えの予約が殺到。閉店は午後8時だが「作業は夜中まで終わらない」という。

 高崎市内のホームセンターでは朝から雪かき用のスコップと融雪用の塩化カルシウムが飛ぶように売れて完売した。担当者は「こんなに勢いよく売れるのは珍しい。22日は少しなら入荷できるかもしれないが…」と驚いていた。

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