太田市長に清水氏5選 旧市含め全国最多の通算8回 投票率最低29.56%
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
当選を果たし、支持者にあいさつする清水氏=11日午後9時10分ごろ、太田市飯田町
 

 任期満了に伴う群馬県の太田市長選は11日投開票され、無所属現職の清水聖義氏(79)が前回を上回る4万1921票を獲得して5選を果たした。旧市時代も含め通算8回目の当選で、現役市長では全国最多となる。ともに新人で、NHK受信料を支払わない方法を教える党公認のコンビニ店経営、町田紀光氏(41)と、無所属の会社員、東外喜夫氏(71)は及ばなかった。投票率は29.56%と前回より12.39ポイント低く、過去最低を更新。県内首長選としても1月の伊勢崎市長選の30.35%を下回り、過去最低となった。

 当選から一夜明けた12日、清水氏は職員の前で「自分たちで課題を見つけ、解決し、市民の喜びに変えられる市政運営をしていきたい」と抱負を述べた。

 選挙戦は目立った争点がなかったが、新型コロナウイルス対策や子育て支援、観光振興、水道事業の見直しなどについて各陣営が政策を訴えた。

 清水氏は市議27人のほか、地元選出の県議や国会議員らの支援を受けて組織戦を繰り広げた。コロナ下で屋内集会などの活動が制限される中、40カ所以上で街頭演説を重ね、手堅く支持をまとめた。

 町田氏は子育て世代を中心に支持を訴えたが、浸透しきれなかった。水道事業の見直しを訴えた東氏は、支持が広がらなかった。

 当初から現職有利との声が聞かれたほか、コロナの影響もあり、選挙戦は盛り上がりに欠け、投票率は伸びなかった。

 当日有権者数は17万4971人(男8万8681人、女8万6290人)。
(まとめ 中村穂高)

 【略歴】4期、県市長会長、県農業共済組合長理事。元全国市長会副会長、元旧市長3期、元県議3期、元旧市議1期。慶応大卒
 【公約】(1)新型コロナウイルスワクチン接種の完全実施(2)市民目線によるまちづくり(3)効率的な行政運営(4)西地区の拠点整備

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事