前橋市民は日本一の清酒好き 支出額全国トップの8852円 22位から急浮上
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 前橋市民は日本一の清酒好き―。総務省が発表した2020年家計調査で、前橋市の1世帯当たりの清酒への年間支出額が8852円となり、全国の都道府県庁所在地や政令指定都市52都市の中で前年の22位からトップへ急浮上した。県酒造組合の吉田幸雄会長は「コロナ禍で外食の機会は減っているが、他地域よりも積極的に家飲みしてくれているのかも」と話している。

 前橋市の支出額は17年が5394円、18年が6595円、19年が4892円と推移し、20年は前年比1.8倍に跳ね上がった。

 20年は秋田市が8500円で前橋市に次ぐ2位。熊本市が8063円で3位につけ、8千円を超えたのは3都市だけだった。最低は那覇市の1204円。

 ビールや焼酎も含む「酒類」の区分では、前橋市は3万5852円で26位だった。

 吉田会長は「県内の蔵元の経営者は若返りが進み、自身で製造責任者を務める人も多い。情報交換をしてレベルアップを図っている」と品質向上を指摘し、県内の消費が拡大していることについて「酒造りの励みになる」と喜んでいる。

 同調査は全国9千世帯が対象。結果は景気動向の把握や生活保護水準検討の基礎資料として使われている。(斎藤洋一)

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