高さ4メートルの雪の回廊 志賀草津道路が全線開通 片品では金精道路も
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往来の安全と観光産業の盛り上がりを祈願した金精道路の開通式

 群馬県草津町と長野県山ノ内町を結ぶ志賀草津道路(国道292号)の冬季閉鎖が23日、解除された。草津白根山の白根山(湯釜付近)の火山活動に伴い、昨年までは条件付きでの通行となっていたが、噴火警戒レベルが1(活火山であることに留意)へと引き下げられたことで、約4年ぶりに規制なしでの開通となった。

 待ちわびた観光客らは、車窓から見える雄大な山々の景色や高さ4メートル程の雪の回廊などを楽しんだ=写真。バイクや自転車での通行も久しぶりに可能となり、ライダーらの姿も多く見られた。

 草津町の天狗山ゲート前では、開通を前に安全祈願式が開かれ、関係者ら約30人が今シーズンの無事故などを願った。黒岩信忠町長の宣言で午前10時にゲートが開放され、関係者らが手を振って、通過する車両を見送った。
(桜井俊大)

◎金精道路も開通 関係者らが安全祈る 片品

 冬季閉鎖中だった群馬県片品村と栃木県日光市を結ぶ国道120号線の金精道路が23日、開通した。道路脇に雪が残る同村東小川の菅沼ゲートで開通式が行われ、関係者約30人が往来の安全とコロナ下での観光シーズンの盛況を祈った。

 式典では神事が執り行われ、祝詞とともに参加者が祈りをささげた。梅沢志洋村長は「(東京などでの)緊急事態宣言発令のニュースもあるが、ピンチをチャンスに変える気概で、地域で協力して観光シーズンを盛り上げたい」とあいさつした。

 金精道路は昨年12月25日から、丸沼ゲートと日光湯元ゲートの区間17.6キロが閉鎖されていた。

 同村によると、残雪は例年よりも少ないが、当面は朝晩の路面凍結に注意が必要だという。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、式典は規模を縮小して行った。
(多々納萌)

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