国内最古? 嬬恋に100年前のトラクター 所有の金子さんが修復 29日から郷土資料館で展示
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国内に現存する中で最古とみられる「フォードソンF型」。所有保存していた金子さんが修復した
修復される前の「フォードソンF型」

 約100年前に製造され、国内に現存する中で最古とみられる鉄車輪の乗用トラクター「フォードソンF型」が、群馬県嬬恋村で見つかった。内燃機関の搭載など現在のトラクターの原型となっており、日本の農業振興を支えたトラクターの歴史を知る貴重な資料となる。嬬恋郷土資料館は、開催中の企画展の追加展示として、29日から「おつかれさま 開拓の戦士たち」と題したお披露目イベントを開催する。追加展示は5日まで。

 「フォードソン」は米国の自動車メーカー「フォード」のトラクター部門から、独立したトラクターメーカーのブランド名。「F型」は1917~28年にかけて大量に製造され、安い価格と扱いやすさから人気を博した。23年には米国全土で77%のシェアを誇ったといい、農業機械化に大きく寄与したとされている。
(桜井俊大)

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