「やめるなら、今」 高崎駅で受け子に動画で警告 特殊詐欺抑止へ県警
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「受け子」への警告動画を放映しているデジタルサイネージ

 特殊詐欺被害を減らすため、群馬県警は高齢者宅に出向いて現金などを受け取る役割を担う「受け子」らへの警告動画を、JR高崎駅構内のデジタルサイネージ(電子看板)で流し始めた。「受け子は捕まる」とのメッセージを打ち出し、犯行をやめるよう強く呼び掛ける内容で、抑止効果を期待する。来年3月まで放映する。

 県警生活安全企画課によると、動画は15秒間で、4月から中央改札前のデジタルサイネージ(縦1.1メートル、横2メートル)で5分に1回以上の頻度で放映している。高齢者宅を訪れた受け子が、待ち構えた警察官に確保され、「受け子は捕まります」「やめるなら、今」とのメッセージが流れる。現役警察官らが出演した。

 県外から訪れる受け子の多くが同駅を利用しているとのデータがあり、目につきやすい改札前のデジタルサイネージを活用した。

 県内で3月に確認された特殊詐欺被害は41件に上り、1月の4件、2月の13件を大幅に上回った。金融機関などの職員を名乗り高齢者宅を訪れた犯人が、キャッシュカードを別のカードとすり替えて盗む手口が多発しており、県警が注意を呼び掛けている。

 警告動画は、動画投稿サイト「ユーチューブ」の県公式チャンネル「ツルノス」でも配信している。
(真下達也)

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