《新型コロナ》群馬県全域で「警戒度4」引き上げへ調整 飲食店に時短要請も
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 新型コロナウイルスの急激な感染拡大を受け、群馬県が独自運用している警戒度を4日にも全県で最も深刻な4に引き上げ、酒類を提供する飲食店などに再び営業時間短縮を要請する方向で調整に入ったことが2日分かった。県と前橋、高崎両市が同日発表した新規感染者は80人に上り、病床稼働率は2月以来の40%台に上昇した。こうした状況を踏まえ、3日に開く対策本部会議で最終判断する。

 まず警戒度を引き上げて、現在対象としている高齢者や基礎疾患がある人だけでなく、全世代に向けて不要不急の外出自粛を要請。その後、数日の周知期間を置いて営業時間短縮を要請する見通しだ。

 県は4月28日に全県の警戒度を1日から3に引き上げると発表した際、大型連休中に1日当たりの新規感染者が60人程度の状況が続く場合、4への引き上げも検討する方針を表明。その後、29日に70人、30日に77人、1日に81人と新規感染者の多い日が続いていた。

 県内での警戒度4の適用は3月23日に伊勢崎、大泉両市町を3に引き下げて以来となる。

◎新たに陽性80人
 一方、県と前橋、高崎両市が2日に発表した新規感染者80人は10歳未満~100歳代の男女。県内での感染確認は再陽性を含め累計6175人(うち死亡104人)となった。1日当たりの発表数が80人以上となるのは2日連続。

 県によると、同日午後6時時点で確保済み病床422床のうち169床が使用中で、病床稼働率は40.0%に上昇した。稼働率が40%台となるのは2月10日以来となる。

 既に確認されているクラスター(感染者集団)では、安中市の事業所で新たに従業員1人の陽性が分かり、感染確認は計7人となった。利根沼田保健所管内(沼田市、利根郡)の中学校は職員2人の陽性が判明し、計8人となった。
 2日発表の80人の居住地は、高崎市22人、前橋市14人、太田市10人、伊勢崎市9人など。
(まとめ 西山健太郎)

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