あすから小中休校 11日間 こども園は自粛要請 みなかみ町
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 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、群馬県みなかみ町教委が6~16日の11日間、町内全域の小中学校を臨時休校とすることが4日分かった。県が独自運用する警戒度が県内全域で最高レベルの4に引き上げられたことなどを受けての措置としている。政府は3度目の緊急事態宣言の対象地域でも一斉の休校要請を行っておらず、宣言対象地域外での措置としては異例。担当者は「(1人1台配備した)タブレット端末を活用し、学びの保障を行いたい」としている。

 臨時休校となるのは、町内すべての小中学校(小学校6校、中学校4校)。認定こども園(町立1園、私立2園)には登園自粛を求める。4日に臨時の校長会を開いて臨時休校などの措置を決め、町の新型コロナウイルス感染症対策本部で確認した。同教委は同日、保護者に対して「児童生徒の安全安心の確保と感染予防の徹底を図るため(中略)臨時休業といたします」などとするメールで周知した。

 臨時休校を巡っては、萩生田光一文部科学相が4月23日の閣議後記者会見で「(3度目の緊急事態宣言の対象地域についても)一斉休校の要請は考えていない」と発言し、「子どもたちの学習や心身への影響を考慮し、学校設置者は慎重に判断すべきだ」と述べている。本県は同宣言の対象地域に含まれていないが、同町を含む利根沼田地域では中学校職員ら計9人のクラスター(集団感染)が発生している。

 町教委によると、デジタル端末を1人1台配備する「GIGAスクール構想」によって町内小中学生へのタブレット端末の配布は完了している。担当者は「子どもの発達段階や習熟度にもよるが、学びの保障に活用したい。休校中も心のケアや健康状態の確認を行う」とした。

 また県の警戒度引き上げに伴い、前橋と伊勢崎の両市が4日、公共施設の休館や一部利用制限を決めた。前橋市は赤城少年自然の家の利用を4~7日は日帰りに限定し、8~21日は休館とする。各公民館やコミュニティーセンターの部屋の貸し出しは、8日から当面の間中止する。休館や一部利用制限の対象となるのは94施設。伊勢崎市は華蔵寺公園遊園地を休園とするほか、世界文化遺産「田島弥平旧宅」の桑場を公開中止などとする。(寺島努)

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