尾瀬、谷川岳で登山者の遭難相次ぐ 2人死亡、1人不明 警視庁の警察官も、沼田署が注意喚起
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 ゴールデンウイーク(GW)後半の4日、群馬県内では登山者の遭難が相次いだ。片品村の尾瀬国立公園では男性1人が遺体で見つかり、みなかみ町の谷川岳では滑落したとみられる男女2人のうち男性が遺体で発見された。同行していたとされる女性が見つかっておらず、県警は5日も捜索する。

 4日午前7時ごろ、片品村戸倉の鳩待峠から山の鼻に向かう登山道で、横浜市港南区日野南の男性(82)が倒れているのが見つかり、その後死亡が確認された。

 沼田署によると、男性は登山仲間と共に入山したが、バックカントリースキーをするために単独で至仏山に向かったとみられる。男性に目立った外傷はなく、滑落や雪崩に巻き込まれた痕跡はなかったという。

 同日午前8時40分ごろには、みなかみ町の谷川岳西黒沢の崖下で、東京都板橋区泉町、警視庁の男性警察官(43)の遺体が見つかった。2日に男性警察官と共に登山していた元同僚で同庁の女性警察官(52)から「滑落した」と同署に通報があり、同署谷川岳警備隊や県警ヘリコプターが捜索を続けていた。女性は4日も見つかっておらず、県警は5日朝から捜索を再開する。

 気象庁によると、2日から3日にかけては県内の上空に寒気が流れ込み、大気が不安定な状態だったとみられる。

 同署の鈴木徹署長は「この時季の山にはまだ雪がかなり残っており、気候の変動も激しい。しっかりした装備と登山カードの確実な提出をお願いしたい」と話し、登山者に注意を呼び掛けている。

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