家庭でカブトムシ観察どうぞ 群馬・神流で幼虫育成セット「かぶっ子」販売 特別な世話不要で成虫まで飼育
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「昆虫の観察や飼育の楽しさに触れて」と話す高橋さん

 群馬県神流町神ケ原の農林業、高橋隆さん(82)がカブトムシの幼虫育成セット「かぶっ子」(500円)を販売している。育成の手間がかからず、幼虫から成虫に成長する過程が観察できる。高橋さんは「子どもたちに楽しんで育ててもらい、命の大切さを学んでほしい」と話している。

 知人のキノコ生産者からキノコを採り終えた廃菌床でふ化した幼虫を譲り受け、2匹ずつプラスチック容器に入れた。養分となる廃菌床を十分な深さまで詰め、適切な水分で湿らせた。カブトムシが変態の際に暗さを好むことを考え、成長の過程を説明するラベルで容器を覆った。

 特別な世話は不要。比較的暗い場所に置くと、ラベルを外した際にさなぎになる様子が容器の外から観察しやすいという。高橋さんによると6月ごろからさなぎになり始め、角などの特徴が現れて雌雄の判別がつく。1カ月ほどで成虫になるという。「コロナ下の外出自粛の中で、昆虫の観察や飼育の楽しさに触れてほしい」と話す。

 同町の道の駅「万葉の里」や町恐竜センターなどで販売。
(村山拓未)

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